イギリスのバースを後にし、ウェールズへ。
お義母さんの住むテンビーはパステルの建物が可愛らしい港町。
緑広がる自然も一杯の良いところです。
そのため、夏のホリデーシーズンになるとロンドンやその他のエリアから沢山の人が訪れる観光地でもあります。
毎年、夏に訪れても最高気温20度あればいいくらいとかで寒いのですが、
やっぱりヨーロッパの猛暑がもれなくウェールズも影響して、
25度の日もあったり(笑)ある意味楽しい”夏”を過ごせ、私たち的にはハッピーでした。
とはいえ、高齢のお義母さんに必要なサポートがメインの滞在。
車でしか行けないファームショップで地元の新鮮なオーガニック野菜やフルーツ、たまご、チーズなどを購入するのも、
可愛いイラストの地元のアップルサイダー(フランスのシードルと同様)を見つけたり、嬉しく楽しいお手伝いです。
お義母さんから、そうだこれをしたいの!と、承ったリクエストの一つが結構面白かった!
それは大型スーパー(テスコ)にあるコインスターという”逆”両替機に行くことでした。
お義母さんの溜まった小銭は確かに持ってけないよな~という量で重い重い(汗)。
機械に効果を入れるとモニターにどの硬貨が何枚、いくらと瞬時に表示。
必死に硬貨を次々と入れて、ジャラジャラ~という音と滝のように流れていく様子がスロットマシーン?みたいで興奮ものでした。
5ペンスが3803枚もあり、その他1ペニー、2ペンス、10ペンス、20ペンスなども何枚も加わって、結局180ポンド程に。
家で眠ってる小銭たち、侮れないですね!日本に帰ったら早速やろう!(お母さんのような枚数はないと思いますが。笑)
お手伝い以外の時間には好みのビーチに行ったり、
海沿いの散歩コースで隣の小さな町のパブで一杯飲んだり、陶芸をしたりと息抜きもありました。
バースやロンドン、マンチェスターからも家族が集合。
夜はゲーム大会(文字で遊ぶスクラブル、犯人を探すゲーム、
数人で1000ピースパズルを完成させたり)と、昔懐かしい日本のお正月のようですが、1年分の家族交流が出来ました。
ウェールズから移動し帰国前にロンドンに数日滞在しました。
テムズ川左岸のOXOタワーのギャラリーで、
兄家族の友人の写真展「1001days in LONDON」がタイミングよく開催されていたので見ることができました。
25年間記録されてきたロンドン。モノクロの写真からその時々の光や躍動感が伝わってきます。
その中に姪姉妹が写っているのを見つけるのもワクワクでした。
散歩好きなので、そのまま大好きなバラ・マーケットを訪問。
2年ぶりのヤギのアイスクリームを食べ、夫が行きたがっていたロンドン最古で有名な(馬車)宿「The George Inn」のパブで一杯。
友人と再会してのディナーを楽しんで。。。と気づいたらあっという間に時間が過ぎて行くロンドン滞在でした。
当たり前のことですが、昨年よりもまた一段と衰えを感じるお義母さんの体調。
来年も元気で会えることを願う我が家の今年の帰省でした。
writer ライター
