先月、イギリスに行ってきました。
今回は久しぶりの直行便。北回りでグリーンランドを眺めることができ、娘は大興奮でした。
そんな冷え冷え~な眺めから一転。近年猛暑の続くヨーロッパへ。
まだましなイギリスも、なんたってエアコン環境があまり整っていないので(今まで必要なかったし)、
熱中症になりそう。。。な時が難度かありました(汗)
まずはお義兄さん家族に会いにバースへ行きました。
バースは古代ローマ人が作ったローマ浴場で有名ですが、
18世紀ジョージ王朝時代の歴史的建造物(バース石という蜂蜜色の石で作られている)が残っており、
ユネスコ世界遺産にも登録されている街でもあります。
また作家のジェーン・オースティンゆかりの地としても有名です。
娘が小さい頃に訪れたことはありますが、
その時の印象は観光地なので、
人々で賑わう ”大きな街”というイメージでしたが、
今回の滞在で良い意味で随分変わりました。
各家の裏庭に長野のようにりんごの木が良くあるのですが、
お義兄さんの家にも立派なりんごの木がありました。
毎朝、食べれるりんごを籠に入れて「ご自由にどうぞ」と、家の前に置くそうです。
ご近所さん皆さんそうされているそうで、
気づくとなくなってるから助かるのよとお義姉さんが嬉しそうに話してくれました。
りんごを収穫できるなんて羨ましい!
コッツウォルズ地方ということで、田園風景も美しいエリアでもあります。
イタリアの影響を受けた素敵なガーデンを見に行こう!
ということになって徒歩チームに参加した私たち。
小さな村を歩いていると「SLOW」という看板が出現。
なんとハリネズミ注意!歩く私もほっこりしながらキョロキョロしちゃいました。
また歩いていくと、今度は無人販売のコーナーが出現!地元の蜂蜜、卵やりんごなどが売られていました。
こんなのどかな風景がまだイギリスに残ってて、治安の良さと人々の信頼関係が成り立っていることに大感激でした。
ずっとずっと、このまま守られていけますようにと願うばかりです。
日中は暑くてクラクラでしたが、乾燥しているので木陰に入れば涼しいし、
夜にドアを開けても虫が入ってこないのでそこは快適でした。
個人的に南フランスの夏が好きなのですが、
庭のウッドデッキのテーブルで、
オリーブの木の木陰でみんなでワイン片手にワイワイとランチする雰囲気に何度も
「南プロバンスみたい!」と叫ぶ私に、
「コッツウォルズ!」と言い返されるそんなやりとりが懐かしく思い出されます。
writer ライター
