真夏は、切っても切っても生えてくる雑草とのたたかい。
気がつくといつの間にか生えている。このまえ草刈りしたばっかなのに。
と、そういえばそういうほど、本来の生きる力を発揮していつのまにか背を伸ばす草たち。
その生命力は感動すら覚えます。
踏まれても邪魔にされていても、ただそこに根を張り、葉を茂らす。
その、強かなほどの生命の力を、ほんとうはとてもリスペクトしているんだと思います。
writer ライター

野原こみち
熱しやすく冷めやすく、興味の対象が移ろい易い性格ですが、小さな頃から本だけはずっと手放せません。古本屋は、多くのお店を巡るよりも、贔屓のお店に徹底的に通いつめる派。新刊を扱うお店も同じく。図書館は居心地重視。最近は南米の文学作品、幻想小説を偏愛気味です。