いつのまにか、梅雨も終わった気配で、半年の月日が流れ、
気温も36度の猛暑日…お散歩するには、ちょいと悩ましい休日の朝。
たまには、電車でと、久留米まで。駅から筑後川河畔の水天宮さんに行ってみると、
生誕百日祝いのご家族とすれ違う。
先日、我が孫も一歳の餅踏みの儀式を行い、
並べた品々の中から司馬遼太郎の街道をゆくの文庫本を選び取る。
筑後川を渡ると佐賀県みやき町。
毎年この時期に訪れる、千栗土井公園の2000年ハスの見頃の時期を迎えた。
このあと久留米に戻り、お気に入りのラーメン屋さんに行くつもりであったが、
ハスを管理されているボランティアのおばちゃん達が弁当を配っていらして、
有り難くご馳走になる。
ハスの種を買い求め、志を募金箱に入れて、炎天下の中、鳥栖駅まで歩く。
駅裏のスタジアムでは、サガン鳥栖の試合があるようで、日頃の静けさは、日差しに溶けているようだ。
今年初めて、ご近所の小川にホタルが飛び、
非常階段にクワガタが顔をだし、熟したヤマモモを孫娘が食し、
季節を肌で感じる喜びに浸る。
さて、これから、いつもの友人宅のガーデンでのビール祭りに向かいますので、
皆さん、夏を大いにエンジョイなさってくださいませ。
writer ライター

多羅尾 伴内
酒と旅と歌をこよなく愛し、
それらが焚き火とともにあれば、千夜一夜の話を紡ぎ出す…
そんなステキな話をお伝え出来れば…遥か九州の地より、愛を込めて
それらが焚き火とともにあれば、千夜一夜の話を紡ぎ出す…
そんなステキな話をお伝え出来れば…遥か九州の地より、愛を込めて