ゴールデンウィーク中の都心の穴場といえば。
繁華街はイベント等でそこそこ盛り上がっているだろうし、
観光地や動物園は人を見に行くようなものだろうし。
なるべくならストレスを感じない場所に行きたい。
そして、選んだのが小石川植物園。
そして、正解。
人もまばらで、落ち着いて散策を楽しむことができた。
研究のための珍しい植物が収集されている、
世界でも有数の歴史がある植物園。
なんと、その前身は徳川幕府が設けた
小石川御薬園ということらしいから、
遡るとおよそ340年も前になる。
古い樹木や植物のプレートを見ても知らない名前ばかり。
もちろん、その名をひとつも覚えて帰ってくることなく
相変わらずの無能ぶり全開ではあったが、
目には青葉、ということで。
ゴールデンウィークとは思えない、
植物から、歴史とロマンを嗅ぎ取る
静かで気持ちのよい時間だった。
さて、初鰹でもいただこうかな。
writer ライター

中館慶子
北海道生まれ。
仕事でもプライベートでも、どっぷり活字と深い仲。
よく食べ・よく飲み・よく眠り、
合間を縫ってはホットヨガでツリーポーズ。
走ることも大好きで、夢は、いつかはフルマラソン!
わくわくする場所は海と本屋さん。
仕事でもプライベートでも、どっぷり活字と深い仲。
よく食べ・よく飲み・よく眠り、
合間を縫ってはホットヨガでツリーポーズ。
走ることも大好きで、夢は、いつかはフルマラソン!
わくわくする場所は海と本屋さん。