大学時代、夜のバイトで昼夜逆転の生活をしている頃、柴又のアパートで目覚めて、
『あ、ピザが食べたい』と無性に思い、銀座にある店を訪ねた帰り、
四丁目の四ツ角近くにあった本屋に立ち寄り、立読みしていて、
ふと隣りに来て、立読みされる方を見て驚く!
渥美清さんだった…その時の事を思い出した。
朝起きたら、里芋饅頭が食べたい!
福岡県八女郡黒木町の駅前まんじゅうの里芋饅頭!
永く、食べる機会がなく、数ヶ月前にサムライファームに行く前に、友人と買いに行って、
忘れて帰った悔しい思いが脳裏に残っていたのだろう。
まだまだ右足の腫れは治っていないが、チャリは乗れる!
まずは、私の守護霊様であると告知頂いた素盞嗚尊様の神社に無事を願い、初祈願の為隣町へ。
それから、ひたすらペダルを漕いで漕いで、坂道登って、また漕いで。
とうちゃこ!黒木町。黒木瞳の出身地、以前は国鉄の終着駅もあり、その駅前にあった饅頭屋さん。
平日の14時位だったが、在庫が少なくなっていた。
足りない分はジャガイモ饅頭で補う。聞くと、通販もやってるそうですよ。
他にも高菜饅頭や肉まんなど。会計の時に必ず、他の商品をおまけに入れてくれます。
初めて行ってみると、敷地内全体に藤の枝で天上が覆われていて、
満開の頃は圧巻だと想像出来ますねぇ…驚いたことに、敷地内に鎮座する神社が素盞嗚尊神社でした。
不思議なご縁に恐悦至極の1日となりました。
突然ですが、福岡の河川ベスト3はいつもお世話になっている筑後川、
青春の門でお馴染みの筑豊を流れる遠賀川、そして黒木町の隣、矢部村を水源とする矢部川。
阿蘇の行き帰りに、矢部川沿いをよく車で走ったけど、水面の側まで来たのも初めての事、
チャリはそのそばまで連れてってくれますよ。
矢部川の支流の笠原川が並行して流れ、ウォーキングやチャリが走行出来る道があり、
テントが張れそうな場所も発見!また、今度はキャンプ道具を背負って来ましょうかね。
往復85キロの旅、途中で陽が落ちて暗くなってのとうちゃこ!でした。
正平さんに捧げます、合掌。
writer ライター
多羅尾 伴内
それらが焚き火とともにあれば、千夜一夜の話を紡ぎ出す…
そんなステキな話をお伝え出来れば…遥か九州の地より、愛を込めて