くずし字入門

野原こみち|2018年1月30日

年末と年初めの慌ただしい時期を越えたこの時期は、毎年体調を崩しがちとなり、家にこもっていることが多くなります。日々、気をつけては過ごしてはいるものの、家族の誰かしらが風邪を引けば、それが全員に襷を回すようにうつってゆき、結局は2週間近くは病に悩まされる、とそんなことを毎年繰り返している気がします。

まあ、年末年始の疲労を休める為に体を調節していると思えば、大人しくしているのも苦ではなくなるような。忙しい時はそうも言っていられませんが。

そんなわけで、看病や自分の体調が悪かったりで外へ出られないので、家の中で学べる何かを、と思い立ち、友人から教えてもらった「くずし字」を練習しています。

私が教科書がわりにしているのは、「江戸名所図会」という、江戸時代のトラベルマップに書かれた文字を写していく本。(書いて覚える「江戸名所図会」くずし字入門/菅野俊輔 柏書房)江戸の名所も同時に学んでいくことができて、見ているだけでも楽しいのです。

本来なら、硯と筆、半紙を用意して…、としなければならないのでしょうが、そこは家で自由にやらせていただいているので、プリンターで使う紙に筆ペン、というお手軽スタイルです。

くずし字は書いてみて初めて読めるようになる文字もあり、兎にも角にも手を動かしていくことで、いつか古文書もすらすらと読めるようになったら嬉しいな、と淡い望みも胸に抱きつつ、繰り返し練習をしてみようと思っております。

 

体調を「くずし」て、「くずし字」を学んでいる…。

江戸っ子の洒落のようになっていたのは偶々です。

writer ライター

野原こみち

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熱しやすく冷めやすく、興味の対象が移ろい易い性格ですが、小さな頃から本だけはずっと手放せません。古本屋は、多くのお店を巡るよりも、贔屓のお店に徹底的に通いつめる派。新刊を扱うお店も同じく。図書館は居心地重視。最近は南米の文学作品、幻想小説を偏愛気味です。
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熱しやすく冷めやすく、興味の対象が移ろい易い性格ですが、小さな頃から本だけはずっと手放せません。古本屋は、多くのお店を巡るよりも、贔屓のお店に徹底的に通いつめる派。新刊を扱うお店も同じく。図書館は居心地重視。最近は南米の文学作品、幻想小説を偏愛気味です。
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