沢へ逃げる

コトヒラガクト|2024年6月29日

先日の山行の時のこと。

低山散歩は体力的には少し物足りない時もあるが
本格的な山行に向けての訓練登山にはちょうどいい。
しかし、この日はちょっと違っていた。

近場と思い立ち。
埼玉と群馬の県境あたりの低山へ向かった。
登り始めは午前5時。
前日に降った雨であたりはひんやりして気持ちがいい。

ところが30分もしないうちから汗が噴き出てくる。
日が昇るにつれ、気温が急に上がり、おまけに湿度は高いまま。
肌にまとわりつくような湿気と高温で汗が止まらないのだ。

1時間すぎまで休憩をとらずにいたらきっとバテるぞ!と
ザックを下し、水分補給と塩分を摂った。
最近は熱中症予防のタブレットやドリンクが多く出回っているから
事前にいくつか揃えていた。正解だった!

なんとかCT半分で山頂に到着したものの、日影のない山頂。
しかも、眺望がよろしくない。
ならば、昼食は下山途中にしようと、早々に下山開始し、
来るときに見つけていた沢への道をたどり、沢へ逃げた。

大正解!
程よく樹木には葉が茂り、木陰と渓流の音に火照ったからだが
自然とクールダウンしていく。
ザックに押し込んでいた保冷バック入りのサラミときゅうりをナイフでスライスし
コンビニで買った卵サラダを挟んでサンドイッチを作る。
鳥のさえずりを聞きながら極上のランチタイムとなった。

これからの山行は暑さとの闘いとなる。
ここ最近の夏は身の危険を感じるほどの暑さだから
少しでも沢があればそこへ逃げようと思う。

writer ライター

コトヒラガクト

コトヒラガクト

親の影響で幼い頃から山や川に慣れ親しんでいたので
今だにその影響が持続している40代の自由人
(仕事はしております)
特に、早朝の山と夕暮れの川の景色が好きです。
ちょっとのスキに、どこでもいいので自然が感じられるところへ
出かける時間を作っている。
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親の影響で幼い頃から山や川に慣れ親しんでいたので
今だにその影響が持続している40代の自由人
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特に、早朝の山と夕暮れの川の景色が好きです。
ちょっとのスキに、どこでもいいので自然が感じられるところへ
出かける時間を作っている。
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