先日、「岩絵具で花をえがく」ワークショップに参加してきました。
実際には、娘が参加し私は同席見学。
岩絵具を初めて扱う人向けなので、初体験の娘も見ている私もわくわくドキドキでした。
まずは岩絵具の説明から始まりました。
岩絵具はその名の通り鉱石を砕いて作られます。
同じ鉱石で色の名前も同じですが、砕いた粒の大きさにより色のグラデーションが出来ると初めて知りました。
そして色は番手という10段階ほどの番号付けをされ、最も粒子が荒く濃い色は5番。
最も粒子が細かくて白いものを白(シロと書いてビャクと読む)番となり、
一番濃い5番から6、7、8、9、10、11、12と徐々に薄くなって13番。
そして最後が最も白い白番になります。
また、岩絵具は砂のようなものなので、糊の役目をする何らかしらのメディウム(接着剤)と混ぜなくては
絵の具になりません。今回のワークショップでは牛膠が用意されていました。
岩絵具の説明が終わり実践です。
用意された岩絵具に膠を数滴たらし指でしっかり練り合わせます。
ペースト状に馴染んできたら水を数滴加えて絵具になりました。
あとは好きなように着色です!娘も工程を楽しみながら作品完成となりました。
このワークショップは天王洲アイルのPIGMENT TOKYOという絵画材料専門の複合クリエイティブ施設でした。
イギリスの姪が絵画に興味があり、バースデープレゼントは日本製の筆にしようということになり、
お店に行く予定にしていた日にワークショップがあると知り予約を入れたのでした。
伝統画材やカラフルな壁一面の顔料がとても素敵でした。
帰りに運河沿いを歩いていた時に、振り向いたら屋形船がスーッと通り抜けて行きました。
気づいた瞬間に慌てて撮ったのですが、赤とグリーンがビビットで幻想的でした。
その日は天王洲のボードウォークでランチをして咲き始めた河津桜?に集まるメジロ(ピンクとグリーン)から始まり、
ワークショップの色に囲まれカラフルな一日でした。
冬の色不足と感じていたので、この日はたっぷり色のビタミン補充ができました。
そして今日はバレンタインデー♡
いろんな愛がチョコの美味しさ&デザインの美しさと共に溢れるハッピーな日。
ちなみに我が家は美味しいチョコを家族で堪能する至福の日です(笑)
みなさまの一日が素敵なものとなりますように。
Happy Valentine’s Day!