2023年の始まりとともに
この一年は本当に悲しいお別れが続いた。
心に影を落とすように。
最愛の母に始まり、
尊敬するアーティスト、恩師、仕事仲間などなど。
自分が歳を重ねると
家族や長くお付き合いしている友人や知人も
当然ながら一緒に年数を積み重ねていくわけで。
この先もこういうことはもっと増えていくんだな、と。
同年代とのお別れもいずれくるんだな、と。
そう、あらためて思わずにはいられない一年だった。
それでも、悲観ばかりだけでなく。
友人にお孫さんができたり、
仕事や趣味の活動で新しい出会いがあったり、
30年ぶりに学生時代の友人に再会できたり。
おいしいものも食べた。
きれいな景色も見た。
私を明るい日向にいざなってくれる瞬間も
それはそれはたくさんあった。
自分が動くと空気が動き、
空気はやがて風となり、
その風がめぐりめぐって
新しい何かを運んでくれる。
そう信じて、2024年もたくましく動こう。
writer ライター
中館慶子
北海道生まれ。
仕事でもプライベートでも、どっぷり活字と深い仲。
よく食べ・よく飲み・よく眠り、
合間を縫ってはホットヨガでツリーポーズ。
走ることも大好きで、夢は、いつかはフルマラソン!
わくわくする場所は海と本屋さん。
仕事でもプライベートでも、どっぷり活字と深い仲。
よく食べ・よく飲み・よく眠り、
合間を縫ってはホットヨガでツリーポーズ。
走ることも大好きで、夢は、いつかはフルマラソン!
わくわくする場所は海と本屋さん。