生まれ年に発行された雑誌を古本屋で入手し。
パラパラとめくっていると、料理コーナーが。
なんと、おおらかなことよ。
レシピ文のお仕事をされている方ならおわかりと思うが、
この手のお仕事はとにかく気を遣う。
材料や作り方に齟齬があってはいけないことは当たり前のことで。
今どきは、アレルギー表示だのたんぱく質量だの調理にかかる時間だの、と
こまごま表示しないといけないし
おまけにヘルシー志向も相まって、ひと手間もふた手間もかけて
油抜きだの、使い慣れない置き換え食材だのを駆使するから、
どうしても複雑になりがちだ。
そんなことを言いながらも、
ネット上のレシピに日々助けられ、ありがたがってているものだから、
決して文句は言えないのだが。
話は元に戻る。
昔のレシピがみなこうだったかどうかは知らないが、
材料の項目にはメインの食材しか載っていない。
なんと、おおらかなことよ。
自分的には、余白の作業を埋めつつ自分なりに消化していく作業が好きだから、
これくらい、おおらかな感じが好きかな。
出来上がりの良し悪しの指針はないにしても。
さて。たっぷりのバタでいためたスパゲチでも、つくろ。
writer ライター
中館慶子
北海道生まれ。
仕事でもプライベートでも、どっぷり活字と深い仲。
よく食べ・よく飲み・よく眠り、
合間を縫ってはホットヨガでツリーポーズ。
走ることも大好きで、夢は、いつかはフルマラソン!
わくわくする場所は海と本屋さん。
仕事でもプライベートでも、どっぷり活字と深い仲。
よく食べ・よく飲み・よく眠り、
合間を縫ってはホットヨガでツリーポーズ。
走ることも大好きで、夢は、いつかはフルマラソン!
わくわくする場所は海と本屋さん。