先日の台風6号、7号は沖縄から始まり
九州の各地、そして、近畿、中国、山陰地方に大きな被害をもたらした。

丁度、夏休みでお盆とも重なり
多くの帰省客や観光客にも影響を及ぼしたようだ。
被害に見舞われた地方の皆様には心よりお見舞い申し上げたい。

そして、
深刻なのは、河川の被害。
ここ数年、大雨や台風によって山の斜面が削られたり、崩れたり。
その影響で護岸や橋も流されている河川が多い。

山を歩くとき、里から林道にかけては普通に民家のある山間部を歩くが
一昨年くらいにも土砂崩れで民家が押しつぶされて、付近の橋も半分なくなっていた。
そして、今年
同じ場所を通りかかったら、
民家が復旧作業を途中であきらめたのかブルーシートがかかったまま
もぬけの殻になっていた。
橋は翌年にはかかっていたらしいが、今年は対岸の護岸が崩れ
橋も一部破損していた。

実際に山に入ると、随所に土砂崩れの跡を目にする。
大きな岩が川へ落下し、一部、流れをせき止めているため
河川の地形も大きく変わっているようだ。

メディアが報じる情報以外に
多くの場所で台風の爪痕が残っている事は確か。
自然の力の前では、文明の力を使っても、到底追い付かない事を
思い知らされたこの夏だ。

しかし、本格的な台風シーズンはこれから。
まずは身の安全の確保を第一に過ごさなくては。