夏といえば。
の後に続く風物詩。
花火大会もそのひとつであろう。
いわゆる、それが目的で観賞しに出かけたのは
実に何十年ぶりのことである。
確か最後に観たのは横浜だったかなぁ。
それも、たまたま通りすがりに。
今年は、友人が早くから専用シートを予約してくれたおかげで、
ゆったり座りながら、飲みながら、食べながら、
こんな幸せがあるのかというほどに満喫した。
「青玉のしだれ花火のちりかかり消ゆる途上を君よいそがむ」(北原白秋)
このように美しく、きゅんとする歌を詠むことはできないが、
あの人にも、この人にも、この美しい花火を観せてあげたい、
という殊勝な気持ちになったことは確か。
スケールの大きな花火大会となると
席の確保も行き帰りも大変だけれど、
また来年も観たいなぁ。
writer ライター
中館慶子
北海道生まれ。
仕事でもプライベートでも、どっぷり活字と深い仲。
よく食べ・よく飲み・よく眠り、
合間を縫ってはホットヨガでツリーポーズ。
走ることも大好きで、夢は、いつかはフルマラソン!
わくわくする場所は海と本屋さん。
仕事でもプライベートでも、どっぷり活字と深い仲。
よく食べ・よく飲み・よく眠り、
合間を縫ってはホットヨガでツリーポーズ。
走ることも大好きで、夢は、いつかはフルマラソン!
わくわくする場所は海と本屋さん。