花火

中館慶子|2023年8月9日

夏といえば。
の後に続く風物詩。

花火大会もそのひとつであろう。

いわゆる、それが目的で観賞しに出かけたのは
実に何十年ぶりのことである。
確か最後に観たのは横浜だったかなぁ。
それも、たまたま通りすがりに。

今年は、友人が早くから専用シートを予約してくれたおかげで、
ゆったり座りながら、飲みながら、食べながら、
こんな幸せがあるのかというほどに満喫した。

「青玉のしだれ花火のちりかかり消ゆる途上を君よいそがむ」(北原白秋)

このように美しく、きゅんとする歌を詠むことはできないが、
あの人にも、この人にも、この美しい花火を観せてあげたい、
という殊勝な気持ちになったことは確か。

スケールの大きな花火大会となると
席の確保も行き帰りも大変だけれど、
また来年も観たいなぁ。

writer ライター

中館慶子

中館慶子

北海道生まれ。
仕事でもプライベートでも、どっぷり活字と深い仲。
よく食べ・よく飲み・よく眠り、
合間を縫ってはホットヨガでツリーポーズ。
走ることも大好きで、夢は、いつかはフルマラソン!
わくわくする場所は海と本屋さん。
writer ライター
中館慶子
北海道生まれ。
仕事でもプライベートでも、どっぷり活字と深い仲。
よく食べ・よく飲み・よく眠り、
合間を縫ってはホットヨガでツリーポーズ。
走ることも大好きで、夢は、いつかはフルマラソン!
わくわくする場所は海と本屋さん。
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