先日、横浜で行われた二人展に、かなりの猛暑でしたが、
片道2時間半かけて行ってきました。

一番涼しいと思ったリネンのワンピースを纏い、
麦わら帽子も日傘も持って向かいました。
シャビーなドアを開くと、ひんやりとしたギャラリー内にスモークフラワーが雲のようにあしらわれ、
暗めの照明に美しく佇む作品、
ジブリ好きな方はご存じのバロン君の作者：人形作家の奥田拓郎さんと
モデルでフォトグラファーのArianaさんご夫婦の二人展「garden of Eden」

その世界観は幻想的であっというまに雰囲気に包みこまれて、エデンの園へ迷い込みました。
チャーミングで真摯なご夫婦が醸し出す雰囲気もまた童話のように素敵で。

撮影は禁止ではなかったものの、そんなタイミングが見つからなくて、
一枚もスマホを向けることなく、ゆっくりじっくり作品を拝見して、感動して、お話もできました。
私が会いたかった獣人キツネさんはいませんでしたが、制作にまつわるエピソードをきくことができ、
気になっていた目の輝きについても。

11月に同じギャラリーで＆Robeの個展を開催予定なので、
このお二人はどのように演出されているかもとても興味深く、
素敵なご縁にイマジネーションが膨らむひとときでした。
時々この作品集をひらいて、余韻に浸っています。