夜が明けるほんの数十分の間に見える、
まだ人影もまばらな街で、歩いていると、
その時間が楽しみで、夜は早く寝るようになったし、
まだ若く、寝坊だった頃のわたしが聞いたら、
でも、好きなんです。
朝の時間。
ときどき、きれいな朝焼けも見れます。
空がうつくしいと、それだけで、泣きそうになります。
writer ライター
野原こみち
熱しやすく冷めやすく、興味の対象が移ろい易い性格ですが、小さな頃から本だけはずっと手放せません。古本屋は、多くのお店を巡るよりも、贔屓のお店に徹底的に通いつめる派。新刊を扱うお店も同じく。図書館は居心地重視。最近は南米の文学作品、幻想小説を偏愛気味です。