もう、いいか。と、やっと思えるようになったものを
整理しつつ処分している。
洋服や雑貨は名残惜しいと思いつつ勢いでサヨナラできるが、
写真や手紙、交換日記(昭和!)の類いは着手できずにいた。
途中で手が止まってしまうことも躊躇のタネだが、
なにより何の根拠もなく老後に見て楽しめるだろうと思っていた。
でも、ふと。
思い出はとても大切。
だけどいくつになっても
70、80歳になっても
過去と同じくらい大切な未来もある、と。
袋ふたつ分、サヨナラしました。
モノを持たないことがシンプル、
とは思わないけど、スッキリとした心持ちに。
年賀状の整理でずーっと忘れていた方のことも思い出せたし。
なかなかの充実な時間だった。
writer ライター
中館慶子
北海道生まれ。
仕事でもプライベートでも、どっぷり活字と深い仲。
よく食べ・よく飲み・よく眠り、
合間を縫ってはホットヨガでツリーポーズ。
走ることも大好きで、夢は、いつかはフルマラソン!
わくわくする場所は海と本屋さん。
仕事でもプライベートでも、どっぷり活字と深い仲。
よく食べ・よく飲み・よく眠り、
合間を縫ってはホットヨガでツリーポーズ。
走ることも大好きで、夢は、いつかはフルマラソン!
わくわくする場所は海と本屋さん。