結局、今年の夏はまとまった休みを取らずに
単発での山歩きや里山散歩を楽しむ程度の夏だった。

しかし、そうは言ってもやはり夏山はいい！
どうしても、下界とは全く違う夏を堪能できる場所へ行きたい。
秋になる前に・・・

という事で、先週の台風の隙間を縫って
長野県と群馬県と山梨県の県境あたりをさまよってきました。

標高が1600ｍを過ぎる頃には風が心地よく
それまで大汗かきながら登ってきたのに
スーッと汗が引く。休憩地点で着替えをしながら
水で湿らせたタオルで体を拭くと、爽快！とはこのことかと
思うほど気持ちがいいものだ。

それからさらに標高が高くなると
空気は澄み切っていて、そろそろ一枚欲しい感じになる。
その時、いつも思う事がある。
「今頃、下界ではフーフー言って汗だくなんだろうな！」と。
この時の優越感はたまらない。

しかし、翌日の下山時にはだんだんと風がぬるくなってきて
あのムア～っとした空気が漂ってくる。
それでも、周りの景色は下界とは違うから
車道を歩いていても苦にはならないから不思議だ。