初めて参加する吉祥寺にあるギャラリーで開催の企画展へ
制作した一点もののお洋服を納品し、ほっとしたところです。
このお話を戴いたのは半年ほど前のこと
こちらで何度か触れてきましたが、
修道院の手仕事がテーマと聞き、
アーミッシュや修道院の生活から生まれる慎ましい手仕事に
以前よりとても興味があったので、心躍りました。
手工芸やお菓子、お料理は当時修道院から生まれたものも多いので、
約900年前にあった技法が施された古い図案のアンティークリネンを使おうと
思い立ちました。
以前より少しずつ集めていたものの、
アンティーククロスの部分にはハサミを入れず、美しい手仕事をされた100年以上も前の方へのリスペクトを込めたかったので、
サイズや雰囲気の良いものを日々探して集めました。
ベースは、現代のベルギーリネンを使い日常的に着られるよう考えまして、
「夏至の祈り ティータイムスカート」が生まれました。
使用したのは、ほぼ未使用のまま、ヨーロッパのどこかに眠っていたクロスたち。
これからは、この日本のどなたかの生活に寄り添い
たくさん着ていただけたら嬉しいです。
約900年前中世の修道院から今につながる小径を感じながら。
writer ライター
LM
モード評論、アパレルMDを経て独立。
約10年の山暮らしを経て、東京にUターン。
天然素材の服と雑貨のアトリエを運営。
HP: アトリエ「&R」
http://and-robe.shop-pro.jp/
約10年の山暮らしを経て、東京にUターン。
天然素材の服と雑貨のアトリエを運営。
HP: アトリエ「&R」
http://and-robe.shop-pro.jp/