3月3日の今日は、「ひな祭り」。
「桃の節句」「弥生の節句」とも呼ばれる女の子の節句ですね。
ひな人形を飾り女の子の健やかな成長と幸せを願う行事ですが、その起源は古代中国で
水辺で体を清め、厄払いが行われていました。
それが平安時代に日本に伝わり、土や紙の人形にけがれを移して水に流す「流しびな」の行事となり、
貴族の女児のおままごと遊びである「ひいな遊び」が結びついたという説が有力のようです。

ひな祭りの行事食といえば「ちらし寿司」や「はまぐりの潮汁（うしおじる）」が代表的ですね
そして、雛飾りと共に御供する「菱餅（ひしもち）」や「ひなあられ」が頭に浮かびます。

私は母譲りで、甘く人工的な色がついているでんぷがあまり好きではないので
母のちらし寿司と同じようにでんぷは入れた事がありません。
というよりも、一般的なちらし寿司を作ったのはかなり昔のような？
その代わりに、娘には可愛らしく見えるように手毬寿司を作ってきました。

今でも、3月3日の夜には手毬寿司とはまぐりのお吸い物。と言いたいところですが
はまぐりは、どちらかというと焼き蛤にしてしまうことのほうが多いかも（笑）

日本には行事によって親子、兄弟、夫婦など、色んな人と人を繋ぐ
すばらしい風習があります。
色々と気持ちに余裕を持てない日々が続いていますが
行事の中に身を置いて季節を感じてはいかがでしょう。