福岡県大川市、何度かご紹介した町
大川という文字や記事、写真を見聞きすると
胸キュンになってしまう、んです。
小学校1年修了するまでの数年間滞在しただけで
記憶も曖昧で薄いのだが、なぜかときめく気持ちに
思い出せるのは、遠い通学路、ランドセル内側の汗
大雨の時のバス通学、筑後川の渡し船
近所の薬局の店頭にあるガムを万引きしたこと
トイレじゃなく便所に間に合わず、畳にウンチの道標
夏、蚊帳のなかのカブトムシ多数
一番鮮明なのは、父親の知人の映画館にひとり入り浸り
最前列に陣取って、画面いっぱいを浴びていた
小林旭の渡り鳥シリーズ、錦之介の股旅もの...
ごひいきは、宍戸錠、おもちゃの拳銃を持って
口元でちっちっち...
当時の日活、東映はあこがれのスターがいっぱいいた
そんな思いが後押しして、大川の町が特別なのかもしれない
二十歳を過ぎて、バイト先の青山の酒屋さんに
大好きだった大友柳太郎(近所に住んでいた)が突然来た
独特の話し方と声に接した時は、うれしかったなぁ...
writer ライター
多羅尾 伴内
酒と旅と歌をこよなく愛し、
それらが焚き火とともにあれば、千夜一夜の話を紡ぎ出す…
そんなステキな話をお伝え出来れば…遥か九州の地より、愛を込めて
それらが焚き火とともにあれば、千夜一夜の話を紡ぎ出す…
そんなステキな話をお伝え出来れば…遥か九州の地より、愛を込めて