年末はコロナもだいぶ落ち着いていましたが、新しい年が始まってからあれよあれよという間に感染者数増えて、東京は日に一万人に迫る勢い。
こりゃあ再び巣籠もりですねぇ。
お餅でも食べながら、おとなしくしてましょう…。
お餅は、実家では年末に庭でぺったんぺったんつくのが恒例でしたが、
やがて餅つき機がとって変わり、時期も、私の帰省時にずれました。
ですから、正月も明けて二週間ほど経った頃、晴れて餅つきです。
父と二人の餅つき大会!
機械ですと、あっという間に餅がつき上がってしまいます。
「炊きたてのご飯」「焼きたてのパン」というフレーズにめっぽう弱く、
店頭にそんな看板が出ていたら簡単に釣られてしまう私ですか、
餅においてはもう「つき中」から手を出したい。
きねと臼の時代は、ちょっと手を止めてもらってまだご飯の粒が残っている餅を
ハフハフしながら食べたもんでしたが、機械だとそうはいきません。
「ゴッゴッゴッゴッ」という音と共に、
下からどんどん生まれてくる白い餅肌を、息をつめてみつめるのみです。
今回は、少し長めについてみました。
年始にお客様にいただいたつきたてのお餅が滑らかでとっても美味しくて、
あんな風に仕上がったらいいなと期待して…
…さあ、いうタイミングでお餅を型に流し込み、少し余らせて水中で一口大にちぎって食べてみると、
狙い通り滑らかで、大興奮の美味しさ。
あぁ、つきたて最高!
手水を少なめにしたせいか、しっかりこしもあります。
大・満・足。
今年はあんこも炊いてみました。
ストーブで何時間もコトコト炊いたら、こちらも美味しくできて、さっそくお餅にからめていただきます。
今年は大々満足な餅つきとなりました。
春先にヨモギが顔を出したら、大好きなヨモギ餅をつこうと思います。
今年も一年、無事健康に過ごせますように。
writer ライター
aco
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