大暑 大雨時行る

暮らしの歳時記 七十二候

七十二候とは、古代の中国で考案された季節を表す方式のひとつ。二十四節気を、さらに3つにわけた期間のことで、気象の動きや動植物の変化を知らせる言葉になっています。
こちらのシリーズでは、古来から四季と共に生きてきた先人たちの知識を学びつつ、季節それぞれの変化に心を寄せていきたいと思います。

新暦ではおよそ8月2日から8月6日頃の時期になります。たいうときどきふる、と読みます。夏らしい夕立が時々激しく降ります。にわか雨は、晴れた空から降るので白く見えることから「白雨」とも呼ばれます。
この時期は季節の言葉として「蝉時雨」があります。たくさんの蝉が一斉に鳴き、まるで時雨のような様になることから
この言葉が使われるようになったようです。蝉には時期により出てくる順番があるのはなんとなくご存知ですよね。
夏の始めの時期には「にいにいぜみ」、そのあとに「あぶらぜみ」、「みんみんぜみ」と続きます。
地方によって多少、時期や種類が異なることはありますが、ひぐらしなどは夏の夕方に聞こえてきては少し物悲しくなるものです。そして、最後につくつくぼうしが夏の終わりを知らせに登場します。