小暑 蓮始めて開く

暮らしの歳時記 七十二候

七十二候とは、古代の中国で考案された季節を表す方式のひとつ。二十四節気を、さらに3つにわけた期間のことで、気象の動きや動植物の変化を知らせる言葉になっています。
こちらのシリーズでは、古来から四季と共に生きてきた先人たちの知識を学びつつ、季節それぞれの変化に心を寄せていきたいと思います。

新暦ではおよそ7月12日から7月16日頃の時期。小暑の次候は、蓮の花が咲き始める頃と示されています。蓮は、仏教ともつながりの深い花。「蓮は泥より出でて泥に染まらず」という言葉があるように、泥の中からすっと伸びた茎が美しい花を咲かせます。その清らかさが古来から人々の心を引きつけ、聖性の象徴と称えられることも多い花です。

日々の生活においては、小暑を迎えるこのあたりから暑中見舞いを出すタイミングと言われています。
最近では年賀状もEmailという方もいらっしゃいますが、年に2回程度、お正月やお盆の頃くらいは、離れている
家族やお世話になった方へ葉書を出して気持ちを伝えるという心の余裕が欲しいものですね。