大人のトミカ

はとバス

大人のトミカ

黄色いバスと聞けば、知らない人は誰もいないはず。都内観光スポットの巡回やバスツアーの王様だ。観光スポットを訪れると都内を走る緑の都バスより目につく。発着拠点である丸の内では、その台数にびっくりする。

大学を卒業して東京で社会人生活がスタートした時、はとバスに随分お世話になった。関西生活しか知らない自身にとって、東京は未知なる場所だった。中学生の頃から憧れていた東京はイメージでしかなくその大きさや複雑さなど考えてもみなかった。

ところが社会人になると、営業車で都内方々お客様に会いに行く。全く距離感や方向がつかめない自分が悲しかった。そんな時思いついたのが、はとバス東京観光。都内を巡る多数のコースが設定されていて、縦横無尽に走る。観光スポットも効率的に網羅し、東京都内を知るには最高だった。
ひとりで乗車して東京勉強の場合もあれば、彼女と一緒の東京観光デートでもあった。
田舎育ちの貧乏人には格好のお楽しみだった。

今では、オープエアになった2階席から訪日外国人の方が楽しんでいる姿に多々遭遇する。(このバスをスカイデッキバスというらしい、なんとも素敵なネーミング!)また、工場見学コースや豪華会食付きプランなど、ツアーもどんどん進化しているようだ。

何と言っても、手軽でリーズナブルな価格、これほど良くできた観光ツールはない。
このはとバス乗客数、ピークは1964年東京オリンピックの年の123万人。最近は100万人前後らしい。2020年再びの東京オリンピックを迎える頃は、乗客数も劇的に増えるはず。訪日外国人の増加やシニア人口の増加は、
はとバスの追い風に
違いない。

トミカのはとバスには、過去も今も未来もいっぱい詰まってる。大事な私の宝物だ。

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