そろそろ梅雨の時期です。
雨に映える花たちの季節がやってきました。
周りには紫陽花をはじめ、クチナシや夏ツバキの花も咲き始めます。
白や涼し気な色の花たちもいいのですが、梅雨で心もジメジメとしがちな時期に、ちょっと珍しい花を使って気分を変えるというのはどうでしょう?
今回の花あしらいは、ちょっと珍しい花たちを選んでみました。
色彩は極力揃えながら、夏らしい花や優しさの中に可愛らしさやエレガントな雰囲気のあるそれぞれの花をアレンジすることで、いつもとは違う空気がお部屋の中に流れるような気がします。
珍しい花の名前なども合わせてご紹介いたします。
●花パイナップル
南アフリカ原産のユリ科の植物。
パイナップルリリーとも呼ばれます。
●アリウム・シクラム
トルコやブルガリアが原産のネギ科の植物。
深みのある赤とクリーム色の花が特徴的で、一本の茎に花火のように花が付きます。
●セルリア
南アフリカ原産のヤマモガシ科の植物。
ピンクやグリーンがかった白の花びらが可愛い花で、故ダイアナ妃の結婚式で使われたブーケとしても知られています。
●クルクマ
マレー半島原産のショウガ科の植物。
ウコンの仲間です。白やピンクの花があり、ちょっとトロピカルなイメージもありますが、色んなアレンジメントになじむ花です。
●アンスリウム・プレビア
熱帯アメリカ原産のサトイモ科の植物。
現在では約600種が分布するほどいろんな形や色がある花で、色んな色や形のものが多く出回っていますが、今回はちょっと大人っぽいイメージの色のものを選んでみました。