明け方の夢

野原こみち|2022年10月21日

だんだんと日が短くなり、早朝は少し肌寒い日も増えてきました。
朝型派のわたしも、夜明けの時間がずれ込むごとに、自然に目が覚める時間が少しずつ遅くなっていきます。

目覚める直前に見ていた夢は、起きた後も覚えていることが多いので、自分の無意識の精神状態を測るように夢の内容を手帳にメモしたりしてみるのですが、何かしら焦っていたり不安なことがあるときでも楽しい夢をみたり、仕事も落ち着いていてリラックスしているのに怖い夢をみたりするので、どういうことなんだろうかと不思議に思います。

明け方によく見る夢で、昔からよく見るのが、車を運転している夢。
現実にはわたしは運転免許は持っているので、車を運転することはできるのですが、なぜか夢の中ではいつも無免許(または私自身がこどもに戻っている)で、どうしても運転しなければいけない謎の状態になっているのです。
なぜか今まで何度も繰り返し見ている、不安で怖い夢です。
運転免許をとれば見なくなるだろうと思っていたのですが、なぜかいまだに見ます。

無免許運転の夢と同じくらいよく見るのが、昔よくあったデパートの屋上の遊園地にいるという夢。
これは場面も絵にかけるくらいよく覚えているのですが、幼い頃の記憶なのか、夢の記憶なのか、自分でもよくわかりません。

科学が進歩したら自分が見ている夢を人に見せることが可能になったりするかも知れませんね。
私が繰り返し見る夢がいったいどういう意味を持つのかということもわかる日がくるかもしれませんが、そんな未来が、楽しみなような怖いような、複雑な気持ちです。

photo by Susumu Hamada

writer ライター

野原こみち

野原こみち

熱しやすく冷めやすく、興味の対象が移ろい易い性格ですが、小さな頃から本だけはずっと手放せません。古本屋は、多くのお店を巡るよりも、贔屓のお店に徹底的に通いつめる派。新刊を扱うお店も同じく。図書館は居心地重視。最近は南米の文学作品、幻想小説を偏愛気味です。
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熱しやすく冷めやすく、興味の対象が移ろい易い性格ですが、小さな頃から本だけはずっと手放せません。古本屋は、多くのお店を巡るよりも、贔屓のお店に徹底的に通いつめる派。新刊を扱うお店も同じく。図書館は居心地重視。最近は南米の文学作品、幻想小説を偏愛気味です。
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