シンクロニシティ

野原こみち|2022年5月26日

何も話していないのに、偶然友達と同じ本を読んでいた、とか、今日はあの映画が観たいなとなんとなく考えていたら家族がその映画のDVDを持ってきた・・・とか、自分が考えて
いたことが、自分のまわりにいる人と偶然かぶることがあります。
そういうことをシンクロニシティとか、日本語では共時性とかいうとのこと。
別にその後何事にもつながらなくても、シンクロしたときは、ちょっとうれしい気持ちになります。

これはシンクロニシティと言っていいのかよくわからないことですが、わたしはよく電話の音を聞いた時に、かけてきた人が誰かわかることがありました。
自分の携帯電話でもそうですが、まだ実家にいたころに家族にかかってきた電話でも、時々電話の主をあてることがありました。きっとよく考えてみれば、よく電話をかけてくる人がどの時間帯にかけてくることが多いか、とかそういう統計学的な感覚があったのかもしれませんが、それでは説明がつかないようなことも確かにあったので、自分でも不思議でした。
といっても、その能力が特段役に立った記憶もないのですが・・・。

ただちょっとシンクロした時にうれしくなる。
ちょっとしたことでも、わたしにとっては日々の中の小さな喜びです。

writer ライター

野原こみち

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熱しやすく冷めやすく、興味の対象が移ろい易い性格ですが、小さな頃から本だけはずっと手放せません。古本屋は、多くのお店を巡るよりも、贔屓のお店に徹底的に通いつめる派。新刊を扱うお店も同じく。図書館は居心地重視。最近は南米の文学作品、幻想小説を偏愛気味です。
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熱しやすく冷めやすく、興味の対象が移ろい易い性格ですが、小さな頃から本だけはずっと手放せません。古本屋は、多くのお店を巡るよりも、贔屓のお店に徹底的に通いつめる派。新刊を扱うお店も同じく。図書館は居心地重視。最近は南米の文学作品、幻想小説を偏愛気味です。
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