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晴れの日の器 暮らしの中で、食卓を彩る

晴れの日の器

おもてなしの機会が増える季節に。

年末年始は人が集まるイベントが多く、自然とおもてなしの機会も増える季節ですね。
自宅にお客様をお迎えする日には、和の温かみのある器で彩る、上質なテーブルを演出してみませんか。
この機会に、食器棚にある器を見直して、加えて新しい器を選んで、上手に器使いを楽しみましょう。
今回は、器の上手な選び方を器店店主の島田洋子さんに伺いました。

特別な日は、主役と脇役を決めて。

おもてなしの主役にまず選びたいのは大皿。
柄があってもよいのですが、ふだんにも使いやすい無地、白系がおすすめです。汁気がある料理のことも考えて、端に少し立ち上がりのある皿を選ぶとよいでしょう。
まずは、主役はシンプルに、逆に脇役のとり皿や豆皿、箸置きなどは、遊び心を楽しんでコーディネートするのが、上質のテーブルを演出する秘訣。
とり皿は、6枚セットで揃えようと思うかもしれませんが、大きさが同じくらいの皿を2枚ずつのほうが、見た目に変化があり、お客様との会話も弾み好評だそうです。
直径約15cmが一般的なとり皿と言われていますが、12cmくらいの皿だと、複数枚を一度に並べられて使いやすくなります。
そして、脇役は皿だけでなく、サーバーや箸、調味料入れなども意識して。
テーブルのリズムやポイントになってくれ、主役プラス脇役が個性的だと、パッと華やかなテーブルにまとまります。
(ライター 中原秀子)

和の器 松平彩子 カトラリーレスト 1,200円/アキノヨーコ ICY片口 6,000円 和の器は和・洋・中料理どれにも合う、万能の器だとご存知でしたか。同じ器でも、加えてカトラリーレストやガラスの片口をソース入れなどに加えると洋らしいしつらえにイメージチェンジできます。

晴れの日の器、オススメの種類と使い方
器にも様々な種類と用途があります。
何も考えずに自分の好みだけで選んでいると、同じような種類のものばかりが食器棚に並んでしまうことも…。
まず、大皿、中皿、小皿、などに分けて意識して、食器棚にどんなものがあるか、どんなものが少ないかを確認するとスムーズです。形の異なる3種類の使いやすい器の選び方をご紹介します。

大皿は晴れの日の主役に。重さが気になる方は、木製を選べば大きくても軽いので扱いやすいです。黒い皿も意外に料理が映え、コーディネートを引き締め役にも。

大皿 富山孝一 クルミ皿漆仕上げ 16,000円

ぐい呑みを豆皿がわりに使い、煮豆を入れたり、片口を柚子胡椒や七味など調味料入れに使ったりと活用しましょう。長皿の上に重ねるとシーンがまとまった印象に。

ぐい呑みと長皿 臼田けい子 柞灰豆片口 2,400円/栄森文枝 花豆鉢 2,200円/山本哲也 銀彩茶杯 3,500円

脇役にもうひとアレンジ欲しい時におすすめなのが変形皿です。色や形、柄もあまり気にせず好みの皿を配置させましょう。インパクトのあるコーディネートに。

変形皿


器の基本
種類と手法と選び方。自分にあった選び方。

陶器 陶器
土ものと言われる。様々な土地からできた粘土を成型し、900~1200度ぐらいで焼成した器です。各種の釉薬をかける、かけないなどで作家の個性が引き出されます。吸水性があり、はじくと鈍い音がします。
長谷川奈津 粉引飯碗 3,500円


木の器 木の器
作家が木を削り、オイルで仕上げたり、漆を塗ったものもあります。汁物を盛ることができ、熱い料理が入っても熱が伝わりにくいので、お子様やお年寄りがいる家庭でも使いやすい器です。
臼田健二 小ボウル 3,000円


磁器 磁器
石物と言われ、陶石を砕いて練った磁器土を1250~1450度と、高い温度で焼成、素地は白くはじくと金属音がします。吸水性がないため、扱いやすく、漂白剤を使用することも可能です。
砂田政美 トクサ飯碗 2,500円


型打ち 型打ち
変形の器を作るときによく使われる用法で、肉厚の粘土の板(タタラ)もしくはろくろなどで土台だけを作った粘土を石膏型や素焼き型にのせて圧着させて作ります。タタラと呼ばれることもあります。
田村文宏 小鉢 2,700円


ろくろ ろくろ
ろくろ台に土をのせて手である程度成形した後、回転させてへらを当てたりしながら成形を完成させます。手動のろくろ台と電動のろくろ台があります。丸い均等な器を作るのに向いています。
臼田けい子 柞灰5寸鉢 3,500円


手びねり 手びねり
手で土をのばして型を作ります。作家それぞれの個性がそのまま形に表れます。量産はできないため、同じ大きさでも微妙に差が出てしまいますが、そこが味わい深い魅力になります。
野上薫 飯碗 3,400円


上品倶楽部おすすめの器のお店

暮らしのうつわ 花田
東京・九段に1976年に誕生し40周年を迎えた器の店の草分け的存在。
「料理が主役、うつわは脇役。」と言い切るオーナーの審美眼に選ばれた器は、ふだん用から特別な日用までどのシーンにも似合う器がずらりと。いつ訪れても器のいろいろな楽しみ方が見つけられます。ホームページも充実しており、通販で購入することも可能です。

暮らしのうつわ 花田

東京都千代田区九段南2-2-5九段ビル 地図
TEL:03-3262-0669
営業時間:10時30分~19時/定休日:日曜日(営業日もあり)
http://www.utsuwa-hanada.jp/


うつわ楓
店内にはオーナーの島田洋子さんが惚れ込んだ全国各地の40人ほどの作家の作品が並んでいます。
器選びやコーディネートのアドバイスを楽しみに目の肥えた多くの人々に愛され続けているお店です。陶器中心ですが、磁器やガラス器、小物も。
作家の企画展も開催されているのでお気に入りの器作家を見つけるのも楽しいかもしれません。

うつわ楓

東京都港区南青山3-5-5 地図
TEL:03-3402-8110
営業時間:12時~19時/定休日:火曜日・祝日
http://utsuwa-kaede.com/


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