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こみちの本棚 14冊目 きみはポラリス/三浦しをん 野原こみち|2017年4月25日

恋って、なんでしょう。



この本は、恋愛についてのお話が11編。短編集です。

それぞれの恋は、それぞれに特殊な状況で、それぞれに、切ない。
この世界中には、様々な形の恋愛があって、当たり前ですが、
そのひとつひとつが別の形をしているはず。
出会い、多幸感、幸福感、よろこび、倦怠、嫉妬、熱情、執着、苦しみ、切なさ、別れ。
陽の当たる明るい感情と、影になる暗い感情が、ぐるぐるとマーブル模様で描かれる。
あんなに燃え上がったのに、終わってみたら燃えカスすら残らないほど綺麗サッパリ忘れてしまった恋。
はじまりはゆるやかだったのに、気づかないうちに心の中に強く残る何かを残した恋。
人生の中では、ほんの一瞬のように短かったのに、ずっと心のなかで一等星のように光り続ける恋。
描かれる様々な恋模様が、恋をしている人、恋をしたことがある人の心にきっと、何かを響かせる
そんな小説です。
少し変化球の恋愛小説を読みたい方はぜひ。

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